こんにちは!
今回は椅子の立ち座り動作についてです。立ち座り動作はちょっとした意識で、楽に、安全に行うことが可能です。
脚の筋力はしっかりあるにも関わらず、動作の方法が悪く難しくしているケースも多いです。
動作の方法が悪いと、腰や膝にも負担が増えたり、動作が不安定になり尻もちをついたりすることもあります。
よく病院でも目にするのが…
この態勢での立ち上がり方。
お尻を座面から浮かすために手の力を使って上げようとしたり、ふらつくのが怖くて最後まで手で支えたりしています。
『ちょっとした意識』とは、上半身を前に傾ける(脚の付け根から)ことです。
- 少し前にお尻をずらして
- 足を少し手前に引いて
- 体を前に傾ける(〝みぞおち”が足の位置くらいまで)と、
お尻を座面から浮かしやすくなります。
立ち上がりたいので、上に体を持ち上げたくなりますが、まずは前に傾けて、お尻が浮いたら上に持ち上げるイメージです。
手すりを使用したり、どこかを持って立ち上がる時もイメージは一緒です。
しかし、体の状態(姿勢、関節の硬さ、筋力など)や環境によって、方法は様々です。それぞれの状態に合わせた方法をリハビリではお伝えしていきます。
次回は座り方について。。。