痛みの改善について③ 〜気づかない身体への負担〜 例:肩関節

こんにちは!

今回も引き続き、痛みの改善について書かせていただきます。

これまで、傷めた組織の修復を妨げないことについて記載しましたが、日常生活で行っている動作、歩き、運動などで気づかないうちに組織に負担がかかり傷めている可能性もあります。

痛い部位をマッサージしたくなりますが、根本的な原因は別の部位が関係していることが多いです。

例えば手を挙げる動作。肩に問題の無い方は体験してみてください。

いわゆる良い姿勢で手を挙げる場合だと、このように上がります

↓背中を丸めて手を上げてみてください。先程より上がらないと思います。

↓背中を丸めず、頭の位置を前に出すだけでも…

上げづらくなると思います。

このように姿勢によって肩を動かせる範囲が変わってきますので、肩が動かしづらい状態で日頃使用していると、気づかない内に肩の組織を傷めているかもしれません。

もちろん肩関節自体の動きが悪くなっている場合もあります。

今回は肩を例にしましたが、身体では他の部位でも同じようなことが起こっています。

『痛みを出している部位=結果』と『そこに関わる部位=根本的な原因』がどのように関わっているかを評価し、治療に繋げていくことが大切だと考えています。

 

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