こんにちは!
今回も引き続き、痛みの改善についてです。
前回、どこの組織が痛みを出しているのか特定することについて説明しました。
傷めている組織が特定されたあと、その組織の状態によりますが、炎症がある場合などは特に患部の保護が大切です。
急性期はよく安静といいますが、『安静=動かない』ではありません。
『動かさないと固まるから動かそう』これも違います。
大切なのは、どのような動きがダメなのか、
どのような動きなら大丈夫なのか、
その動きをしていい時期なのか
などなど、患者様の状態によって変わってきます。
傷めている組織の修復には時間が必要なので、その修復を遅らせないように、患部の保護が必要です。
そして、組織の修復に悪影響を与えないように、他の部位の動きや筋力、動作に対してリハビリを行っていきます。
巷で「この痛みにはこの体操が効く!」みたいなものがありますが、自分自身の体の状態に合ってないかもしれません。
痛みと体操を結びつけることは危険です。
体操をして痛みが出ている場合は、傷めている組織に負担がかかっているかもしれませんので中止したほうが良いです。