こんにちは!
今回は“痛み”の改善についてです。長くなりそうな内容なので、今回は“①”としました。
まず大切なことは、どこの組織が痛みを出しているのか?を特定していくことです。
それは解剖学的に、どの組織が壊れているのか、炎症を起こしているのか、負担がかかり過ぎているのかになります。
組織とは主に骨、筋肉、神経、靭帯など
医師の診察でレントゲン、CT、MRIを使用し、組織に異常がないかを評価していきます。
あらゆる可能性を考え、必要あれば血液検査などの検査も行い総合的に判断していきます。
医師の診断結果を元に我々、理学療法士が姿勢や動きなどを評価し、
関節可動域が問題なのか?筋力の問題?
動作方法の問題?などなど考えることは沢山ありますが、
全身的に評価を行いながら運動療法を進めていきます。
『痛い』原因を安易に、
加齢や運動不足だけのせいにすることは危険です❌
確かに若い頃に比べると、組織的に脆くなったり、壊れやすくなっていくことは避けられません。
その中でも、痛みを出してしまっている根本的な原因が、どこかに隠れていることが多いです。
ご自身では意識しづらい部位の関節が動きづらくなっていたり、筋力はあると思っていたが動作に必要な部位が上手く働いていなかったり、
動作の方法自体が悪く、負担がかかっていたり、様々なケースがあります。