『転倒』してしまうことで、骨折、打撲、擦過傷、挫傷などの外傷を負ってしまいます。
厚生労働省の人口動態調査(平成26年〜令和2年)では、65歳以上の「転倒・転落・墜落」による死亡者数は「交通事故」の約4倍だそうです。特に80歳以上になると、同一平面上のつまづき、よろめきによる転倒が顕著に多くなります。
高齢者の介護が必要となった原因も、認知症・脳血管疾患(脳卒中)・高齢による衰弱に次いで4番目に多いとのこと。
(厚生労働省 国民生活基礎調査 令和元年)
そして、その発生場所で多いのが……
(消費者庁 医療機関ネットワーク事業より)
『住宅』です。外出中や運動中などのイメージがあると思いますが、生活されている居住空間での転倒が1番多いです。
そこで大切なのは、まずは生活されている場所の特徴を知ることです。そして、整理整頓をして転倒リスクを減らしていくことです。
今後、数回に分けてブログの中で、そのポイントをお伝えしていきます。
もちろん、当院に来られた際も、リハビリで住宅の環境などをお聞きしてアドバイス等行っております。お気軽にご相談ください。