2023年のリハビリ定例勉強会を開始しました。
今回のテーマは。。。
『後方追突事故による頚部への影響について』
交通事故の追突による衝撃が、体にどのような影響を与えるのかを学び、臨床ではどのような対応、視点が必要なのかをディスカッションしました。
交通事故後は、頚部痛、腰痛、痺れ、頭痛、めまい、吐き気など様々な症状が出現します。直後は、組織が損傷し、炎症を起こしている状態なので患部の安静(過去のブログで安静について記載しています)が大切です。就寝時などの姿勢の取り方、日常生活で患部への負担を少しでも減らす方法をお伝えします。
徐々に硬くなってくる筋肉や関節に対してストレッチやマッサージ、可動域訓練を実施。
また、姿勢を保持する筋肉の機能が低下している場合も多くあります。そこに対して、過度な負担にならない程度からエクササイズを実施していきます。
急性期に頚部や腰部にサポーターを使用する場合もあると思いますが、それに頼ったままでいると、ご自身の体を支える筋肉は弱ってしまいます。
症状を把握しながら、その時期にあった対応をお伝えし、治療を進めていきます。